【ヒューマン】松本まりか 止まらない35歳の「成長期」 フジ系「竜の道」で悪女のイメージを覆す

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【ヒューマン】松本まりか 止まらない35歳の「成長期」 フジ系「竜の道」で悪女のイメージを覆す
フジ系「竜の道 二つの顔の復讐者」の撮影再開に向け準備を進める松本。長年のキャリアで培った女優魂で不運を乗り越える=東京都内【拡大】

 女優、松本まりか(35)がフジテレビ系連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(火曜後9・0、放送開始日未定)で社長令嬢の悪女を熱演する。松本は2018年のテレビ朝日系「ホリデイラブ」で男性を誘惑する“あざとかわいい”演技でブレーク。00年のデビュー以降、「かわいらしい」と評される容姿と声にコンプレックスがあったと明かし、今作では「悪女のイメージをいい意味で裏切りたい」と新境地を開拓に意欲をみせた。(ペン・山内倫貴、カメラ・矢島康弘) 春の日差しが心地よい野外で写真撮影に応じた松本。デビュー20周年を迎え、舞台などで豊富な経験を積んできたが、「私、今が成長期だと思うんです」と気持ちよさそうに打ち明けた。 俳優、玉木宏(40)主演の「竜の道 二つの顔の復讐者」は養父母を自殺に追いやった運送会社社長(遠藤憲一、58)に復讐を誓う双子(玉木と高橋一生、39)の兄弟を描くサスペンス。松本は家族の愛情を知らない冷徹な社長令嬢・まゆみ役で出演する。 出世作「ホリデイラブ」では「あざとい」「ぶりっ子」と話題になった演技で不倫妻を熱演したが、「今回は過去に演じた悪女以上にせりふが攻撃的で、最初はうまく(せりふが)出なかった」と苦悩を告白。 食事の場面では「まずい、(料理を)さげて」と突き放すなど、「本当にこんな人はいるのか」と設定などに迷いが生じたという。 そこで一度、まゆみというキャラクターをリセット。「なぜ彼女はそのような言動をするのか。彼女の中にある正義を知りたかった」と役柄の心境を突き詰めたところ、「愛情を知らないがゆえの精神的な鎧」が見えてきた。 「社会生活をする上で、私にも鎧のような部分はある。まゆみに共感できないけど、視聴者の方に『けど、何か分かるかも』と感じてもらうには、私の深い理解力が必要」と役に寄り添い、悪女像を描いている。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【ヒューマン】松本まりか 止まらない35歳の「成長期」 フジ系「竜の道」で悪女のイメージを覆す