笠井信輔アナ、今月中の退院報告も…岡江さんの急死に「喜び吹き飛んだ」

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笠井信輔アナ、今月中の退院報告も…岡江さんの急死に「喜び吹き飛んだ」
笠井信輔アナ【拡大】

 血液のがん・悪性リンパ腫で闘病している元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(57)が24日、フジテレビ系「とくダネ!」に東京都内の病院からリモート生出演し、今月中の退院を報告した。しかし、女優、岡江久美子さん(享年63)が乳がん闘病中に新型コロナウイルスに感染して急死したことに、不安を告白。「自宅でセルフロックダウンします」と家族からも自己隔離することを宣言した。 岡江さんの急死は、他人ごととは思えない。 昨年12月から入院中の笠井は番組冒頭、「最悪1年の入院といわれていたんですが、最短の4カ月半で今月中の退院になりました」と説明。昨年12月から抗がん剤を6回投与し、嘔吐(おうと)や頭髪が抜け落ちるなど幾多の副作用に耐えたごほうびのはずだが…。「喜びは吹き飛びました」と表情は晴れない。 宝塚歌劇鑑賞という共通の趣味を持つ旧知の岡江さんが急死したからだ。岡江さんは今年1月末から2月中旬まで乳がんの放射線治療を受けており、免疫力の低下がコロナの重症化を早めた一因ともいわれる。そのため、笠井は「コロナが怖い。このまま退院していいのか迷った」と強い不安を持ったという。 主治医に相談したところ、退院して免疫力が回復するのに1、2週間はかかるが「薬ではなく、自力で戻すものです」と説明されて納得。ただ、テレビ東京社員の妻ら家族と電話で話し合った結果、仕事などで外出する家族が保菌者になることもあるため「自分の部屋から出ない自己隔離のセルフロックダウンをする」と伝えたという。 具体的には当面、主治医からの指示で自宅でもマスクを着用。極力、家族とは会わず、食事は部屋の前に持ってきてもらい、上げ下げは電話ですることを決めた。徹底してコロナ感染から自らの命を守り、家族を悲しませないためだ。 がん治療とコロナ重症化の因果関係は明確になっているわけではないが、人と人が密な状態で感染するコロナ。最後に「多くのがんや病気の患者が僕と同じような不安を持っていると思う。用事のない人はゴールデンウイーク期間中、バスや電車に乗らず心からステイホームをお願いしたい」と切実な口調で呼びかけた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 笠井信輔アナ、今月中の退院報告も…岡江さんの急死に「喜び吹き飛んだ」