保健所9割が「限界」 調査や相談、過重負担に

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保健所9割が「限界」 調査や相談、過重負担に
 新型コロナウイルス感染症に最前線で対応する全国の保健所のうち、特定警戒都道府県を含め、感染者の多い16都道府県の35カ所を抽出して共同通信がアンケートをしたところ、9割に当たる計32保健所が「限界ぎりぎりで対応している」「事実上、限界を超えている」と回答した。多くが感染者に関する調査や相談数の多さを理由に挙げており、過重な負担が改めて浮き彫りになった。 16都道府県は「特定警戒」の北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡と、感染者が多い群馬、福井、広島。17~23日に電話や書面で実施した。 新型ウイルス対応の現在の態勢を質問すると、「限界ぎりぎり」が最多の24保健所、「事実上、限界を超えている」も8カ所あった。「余裕を持って対応できている」は一つもなく、残り3カ所は「限界超え」と「ぎりぎり」の間が1カ所、「ぎりぎり」と「余裕」の間と回答したのが2カ所だった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 保健所9割が「限界」 調査や相談、過重負担に