新型コロナ死者２０万人迫る　増加ペース衰えず

　米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染による世界全体の死者が２５日、１９万５千人に上り、２０万人に迫った。１０万人を超えたのは今月１０日。２週間余りで倍増した計算となり、欧米を中心に増加ペースが衰える気配はない。世界の感染者は２８０万人に上っている。　国別の死者数では米国が５万人で最多。次いでイタリア、スペイン、フランスで、それぞれ２万人以上が死亡した。英国も１万９千人。　ジョンズ・ホプキンズ大は公衆衛生学分野で知られる米名門私立大。新型コロナ感染拡大が顕在化した１月から世界の感染者・死者数の集計サイトを公開している。（共同）