橋下徹氏「僕のところには90万円くる」 一律10万円給付で「おかしいですよ。こんなお金の使い方」

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橋下徹氏「僕のところには90万円くる」 一律10万円給付で「おかしいですよ。こんなお金の使い方」
橋下徹氏【拡大】

 元大阪府知事の橋下徹氏(50)が26日、「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。新型コロナウイルス感染拡大を受けた国民への一律10万円給付について、改めて持論を語った。 番組では、最初にアルバイトや親の収入減少によって大学生の13人に1人が大学を辞めることを検討しているというデータを紹介。橋下氏は「日本の政治のだらしなさの象徴ですよ。こういうことを想像できなかったのかな」と指摘。「“国民が一致団結を”とか、“国民を分断するな”とか、こういうきれいごとのフレーズに日本の政治が腰砕けになった。その結果が、大学生が大学に通えなくなってくる。こういう事態を招いた」と政府を批判した。 国民への一律10万円給付について、もともとは生活に困窮している人への30万円給付が「要件があまりに複雑で。スピード感が欠けるということで、まず一律で全国民に申請書を配るということになった」と説明。生活困窮者への支援が目的だとし、「給料が減らない公務員。政治家、僕のように今日も仕事をしている人」は辞退すべきだと持論を展開した。橋本氏は妻と7人の子供がいることから、「僕のところには90万円くるんですよ。おかしいじゃないですか?」と疑問を投げかけ、地方議員を中心に10万円は受け取って地元で使うべきという意見が盛り上がっていることについては、「僕は90万円全部地元で使いますけど、こんなのおかしいですよ。こんなお金の使い方」と語った。 給付金を受け取って寄付やふるさと納税に回すこともできるという話には、国庫に戻すより自分たちで使い道を決めるという流れは国民が政府に対して不信感を抱いているからだと指摘。「余ったお金は生活に困った人に2度目3度目の給付をやるから、もし(給付申請を)控えられる人は控えてくださいねっていうことを政治がルール化するべき」とし、「個人の選択に委ねるっていうのは今のこの状況じゃ(普通では)ないですよ。メリハリがついていない。優先順位がついていないですよね」と持論を展開した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 橋下徹氏「僕のところには90万円くる」 一律10万円給付で「おかしいですよ。こんなお金の使い方」