NHK「バリバラ」再放送、直前に差し替え 圧力疑惑も同局否定

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NHK「バリバラ」再放送、直前に差し替え 圧力疑惑も同局否定
 社会の多様性をテーマに、障害や差別の当事者らが意見を発信するNHK・Eテレのバラエティー番組「バリバラ」の26日午前0時からの再放送が、放送直前に別の内容に差し替えられていたことが同日、分かった。 当初は首相主催の「桜を見る会」のパロディーなどを盛り込んだ回を予定していたが、実際に放送したのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け障害者たちの生活支援を巡って議論した回。番組の公式ツイッターには「圧力をかけられたと、あらぬ疑いをかけられる」との声も寄せられたが、番組を制作したNHK大阪放送局の広報部は「コロナ感染の現状を鑑みて再び伝えるべき内容と判断した。圧力などはない」としている。内容の変更は放送30分前に番組サイトで告知された。 差し替えられたのは、23日放送の「バリバラ桜を見る会 バリアフリーと多様性の宴 第1部」。差別問題などに取り組む人たちが、花見会場を模したスタジオで語り合い、お笑い芸人が安倍晋三首相らをまねて桜の会や国会答弁をやゆ。性暴力被害を訴えるジャーナリスト伊藤詩織さんも出演した。 「バリバラ桜を見る会」の「第2部」は30日に放送予定。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) NHK「バリバラ」再放送、直前に差し替え 圧力疑惑も同局否定