クミコ×井上芳雄×つんく♂でコロナ禍の国民を癒やす新曲をリモート制作

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クミコ×井上芳雄×つんく♂でコロナ禍の国民を癒やす新曲をリモート制作
世代もジャンルも超えたコラボで日本を明るく照らす左からクミコ、つんく♂、井上【拡大】

 歌手、クミコ(65)が俳優、井上芳雄(40)と11年ぶりにデュエットすることが26日、分かった。母と子の愛情を歌う「小さな手」(6月24日発売)で、5年ぶりのタッグとなる音楽プロデューサー、つんく♂(51)が作詞作曲。新型コロナウイルスによる暗いニュースが相次ぐ中、世代を越えて楽しめるポップスを届けるクミコは「人と人とが接触を禁止されている今だからこそ、歌の中でつながり合えたら」と願った。  STAY HOMEの時間が増える中、不安を抱えながら過ごす人々の希望となる歌が誕生した。 新曲「小さな手」は、つんく♂原作の絵本(6月発売予定)を題材に、つんく♂自ら書き下ろした楽曲。制作のきっかけは、母と子のつながりを描く絵本制作を進める中で、「この絵本の世界観を音楽でも表現し、より多く人たちへ届けられないか」との思いだった。 昨年11月に子守歌「うまれてきてくれて ありがとう」(2015年)でタッグを組んだクミコにボーカルを依頼し、その思いに共感した歌姫が「子と親のつながりを歌うのに、ちょうど親子ほどの年齢差の井上芳雄さんとのデュエットこそふさわしい」と提案。 これに16年に女優、知念里奈(39)と結婚し、2児の父親となった井上も快諾し、09年の「届かなかったラヴレター」以来、11年ぶりに「クミコ&井上芳雄」名義でデュエットすることが決定。NHK紅白歌合戦で反戦歌「INORI~祈り~」を歌ったシャンソン界の女王とデビュー20周年を迎えるミュージカル界のプリンス、J-POP界のヒットメーカーの豪華トリオが実現した。 2月初旬に3人で初めて顔を合わせたが、その後はコロナの影響によりオンラインでのリモート作業を中心に制作。当初はミディアムテンポの予定だったが、世間が暗いムードになっていることから、「世の中をほんわかあったかい気持ちにできそうなデュエットソングがいいね!」と3人で話し合い、3世代で楽しめる明るいポップナンバーに仕上げた。 コロナ禍の状況下でも日々成長しているわが子に勇気をもらっているつんく♂は「大人の常識から思いっきりはみ出して飛び出していくくらいの子供であってほしいなぁって思う、そんな曲でございます」と紹介。クミコも「一人だけど一人じゃない。そんなメッセージをお届けできれば」と力を込めている。★もう1曲は湯川氏作詞 クミコと井上は、両A面シングルとして収録される「きずな」でも美しいハーモニーを披露。同曲は音楽評論家、湯川れい子氏(84)が作詞し、05年にコーラスグループ、亀渕友香&VOJAに提供した楽曲で、松浦亜弥(33)、平原綾香(35)も歌い継いできた名曲のカバーとなる。両曲を自身の20周年記念日の6月6日に先行配信する予定の井上は「僕に何かできるとすれば、この曲たちを次の世代につなげていく橋を架けること。こんな時だからこそ歌が必要。どうか届きますように!」と力を込めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) クミコ×井上芳雄×つんく♂でコロナ禍の国民を癒やす新曲をリモート制作