高知よさこい祭り中止 54年の開始以来、初めて

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
高知よさこい祭り中止 54年の開始以来、初めて
 高知県などでつくる「よさこい祭振興会」は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8月9~12日に予定していたよさこい祭りを中止すると発表した。振興会によると、悪天候などで一部日程の中止はあったが、4日間全てが取りやめになるのは1954年に始まって以来、初めて。 よさこい祭りは「鳴子」と呼ばれる木製の打楽器を軽快に鳴らしながら踊る高知の夏の風物詩。当初は民謡調の音楽に合わせて踊っていたが、各チームが工夫を凝らしロックやサンバなどを取り入れ、全国各地への広がりをみせた。昨年は海外チームを含む207組、約1万8000人の踊り子が参加した。 振興会は「なんとか行えないか検討してきたが、不特定多数が集まる状況は避けがたく、開催は難しかった」とのコメントを出した。 400年以上の歴史と伝統を持つ徳島市の阿波おどりなど、各地の夏祭りも感染拡大防止のため、中止が相次いでいる。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 高知よさこい祭り中止 54年の開始以来、初めて