演劇の火は消さない！　舞台専門配信サイトが始動

「舞台専門プラットフォーム『シアターコンプレックス』」の発起人である松田誠氏（提供写真）【拡大】

　人気ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズなどで知られる演劇プロデューサー、松田誠氏が発起人となり、配信サイト「舞台専門プラットフォーム『シアターコンプレックス』」プロジェクトを立ち上げ、５月１日からクラウドファンディングを開始する。　同サイトでは既存の舞台公演の映像配信、今後上演される公演のライブ配信、オリジナル番組配信などを目指す。特にオリジナル番組は募った資金を活用し、キャスト陣やファン、クリエーターらの意見を取り上げながら制作。既存の発想にとらわれない斬新な作品作りに期待がかかる。　松田氏は自身がプロデュースした２・５次元ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」を米ニューヨークで上演するなど世界でも活躍。　新型コロナウイルスの感染拡大防止を受け、上演の中止や延期が相次ぐ中、「役者、クリエーター、スタッフ、主催者、劇場などさまざまな仲間を守りたい。お客さまとの絆を守りたい。お客さまに何かを届けたい。決して舞台の火を消してはいけない」と決意。　今回の取り組みについて「新しいコンテンツを作ることで俳優やクリエーターに新しい仕事が生まれます。新しい形のリモート演劇をお届けします」。サービス開始は６月を予定。詳細はｈｔｔｐｓ：／／ｆａｎｂｅａｔｓ．ｊｐ／ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｏｎ／ｔｈｅａｔｅｒ－ｃｏｍｐｌｅｘまで。