シャープのマスク抽選に応募４７０万　倍率１１７倍超

　シャープは２８日、自社で生産する個人向けマスクの初回の抽選販売の応募が約４７０万件あったと発表した。２７日にインターネットの通販サイトで受け付けていた。当初は３万箱を予定していたが、応募が殺到し４万箱に増やした。倍率は１１７倍を超えた。　当選者には２９日までにメールで知らせる。２回目の抽選販売も予定しており、決まり次第自社のサイトで告知する。初回で応募した人は２回目以降も自動で抽選の対象になるため、再度応募する必要はない。　落選者には当落結果の通知をしないといい、正規のメールアドレス（ｃｏｃｏｒｏｓｔｏｒｅ－ｉｎｆｏ＠ｓｈａｒｐ．ｃｏ．ｊｐ）に似せたアドレスから犯罪者が偽の当選メールを送る可能性もある。シャープは注意を呼び掛けた。　シャープは２１日にマスクの販売を始めたが、予想を大幅に上回るアクセスにより、システムがサイバー攻撃と誤認。一時接続できない状態になり、応募方式を先着順から抽選へ切り替えた。１箱５０枚入りで３２７８円。別途、６６０円の送料がかかる。