千鳥・大悟、志村さんとの思い出語る「お酒じゃなくなるんですね」

　新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったタレント、志村けんさんの新番組「志村友達」（深夜０・５５）が２８日にフジテレビ系で放送された。　フジの深夜帯で放送される志村さんの冠番組は通算１８作目で、ＭＣは故人とバラエティーで多数共演したお笑いコンビ、千鳥の大悟（４０）とアンタッチャブルの柴田英嗣（４４）が務めた。　冒頭、大悟はテーブルに出されたお茶を見て「本当にね、あれですね、志村さんがいなくなるとお酒じゃなくなるんですね」とコメント。「番組中、本当にお酒飲んでいましたからね。やっぱお茶になるんですね」と志村さんとの共演を振り返った。　ゲスト出演したダチョウ倶楽部の上島竜兵（５９）は「志村さん音楽好きだから。ロールスロイスの豪華な車乗ったら、いきなり洋楽かけるのよ。その音がうるさすぎて。で、志村さんってプライベートでは声が小さい。何を言ってるか分からないんだよね」と笑わせた。　大悟も「あのロールスロイスの中って本当に何言ってるか分からないですよね」と共感すると、「あんなバカみたいなコントした後に、（車内で）めちゃくちゃかっこいい洋楽聴いてましたからね」と語り、笑いを誘っていた。　「志村友達」は当初、「志村でナイト」の後番組として、志村さんはじめ大悟、柴田と豪華ゲストとのトークを中心とした内容で４月にスタートする予定だった。しかし、“座長”は突然コロナに襲われ、先月２９日に死去。収録は一度も行われることはなかった。　同番組では、１９９６年放送の「志村Ｘ」から「志村でナイト」までの放送の中から、これまで一緒に仕事をしてきた制作スタッフが珠玉の“志村流コント”をセレクト。ＭＣとゲストがコントの映像を見ながらトークを繰り広げた。