兵庫、３０日にも休業指示へ　要請拒否のパチンコ店

　兵庫県の井戸敏三知事は２９日、新型コロナウイルス特別措置法４５条２項に基づき、既に名称を公表して休業要請したパチンコ店が今後も営業を続けた場合、早ければ３０日にも特措法４５条３項で規定する休業指示を出す方針を明らかにした。　井戸氏は県庁で記者団の取材に応じ「（大型連休が本格化する）５月２日以降の対応を考えなければならない」と説明。週内に休業指示に踏み切る意向を示した。　兵庫県は２８日までに営業を続けるパチンコ店７店舗に４５条２項を適用し店名を公表。井戸氏はこれまで、隣接する大阪府が近く休業指示を出す方針を踏まえ、同様の対応をとる可能性を示唆していた。