安倍首相、PCR検査の体制不十分と認識 改善図る意向強調

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安倍首相、PCR検査の体制不十分と認識 改善図る意向強調
参院予算委で答弁する安倍首相=30日午後【拡大】

 安倍晋三首相は30日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査に関し「医師が必要と判断しても、もしかしたら行えていないかもしれない。いろいろな指摘もある」と述べ、検査体制が不十分だとの認識を示した。同時に「解消していく上で、地方と協力しながら努力している」と改善を急ぐ意向を強調した。 政府はPCR検査の実施可能数を1日2万件に増やす方針だが、加藤勝信厚生労働相は現状で1万5000件だと説明した。一方、実際の検査実施数は4月中旬時点で1日95000件程度にとどまっている。 共産党の小池晃氏は「どうやって、いつまでに2万件の検査を実施するのか」と追及。加藤氏は「2万件の(検査)能力があるから、2万件やると言っているわけではない。医師が必要とする検査がしっかり実施できる状況をつくっていく」と語った。 首相は中小企業などへの「持続化給付金」の対象を、収入が半減した場合と設定した理由に関し「全てに出せればいいが、財政規模の中で検討した結果、こういう形にした」と理解を求めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍首相、PCR検査の体制不十分と認識 改善図る意向強調