今年初、シカの赤ちゃん誕生 奈良公園

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今年初、シカの赤ちゃん誕生 奈良公園
今年初めて生まれ、4月30日に発見されたシカの赤ちゃん=奈良市(奈良の鹿愛護会提供)【拡大】

 奈良市の奈良公園で今年最初のシカの赤ちゃんが生まれた。体長54センチ、体重4200グラムの雄。記録の残っている1999年以降、最も早い誕生となった。シカの保護団体「一般財団法人奈良の鹿愛護会」が1日明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、報道陣には公開されなかった。 公園のシカを保護する施設「鹿苑」で4月30日午後3時ごろ、同会の職員が壁際で立ったり座ったりする子ジカを見つけた。1日は元気に走り回っていたという。 鹿苑では園内の妊娠したシカ約190頭を保護している。出産のピークは5月下旬~6月中旬ごろで例年約200頭が誕生する。シカの赤ちゃんたちは、7月下旬に公園に“デビュー”する予定。同会の蘆村好高事務局長は「今年は新型コロナの影響で、例年6月にしている子ジカ公開をやめざるを得なかった。ツイッターなどで様子を発信していきたい」と話した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 今年初、シカの赤ちゃん誕生 奈良公園