ドイツ、外出制限抗議で連行 怒声飛び交い市民と警察にらみ合い

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ドイツ、外出制限抗議で連行 怒声飛び交い市民と警察にらみ合い
 ドイツの首都ベルリンで1日、市民ら数百人が新型コロナウイルス流行に伴う外出制限の即時解除を訴え、警官隊とにらみ合った。当局は、周囲の人と十分な距離を取った20人以下の集会だけを許可。規則を守らなかった市民が次々と連行され、怒声が飛び交う騒然とした雰囲気になった。 現場はベルリン中心部の広場周辺で、多数の人々が毎週集まって解除を訴えている。警察はこの日、一帯を封鎖し、規則に違反したり退去要請に応じなかったりした人々を連行した。 抗議に加わった地元の女性ペトラさん(41)は「新規感染者は減っているのに外出制限は続く。政府の対応は、あまりに極端だ」と話した。 ドイツでは3月に外出制限が始まった。4月に営業規制が一部緩和されたが、死亡率は上昇。政府は6日の会合でさらなる緩和の是非を慎重に判断する考えだ。 ドイツメディアは1日、同国の新型コロナウイルス感染者が約16万人、死者は約6600人に達したと報じた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ドイツ、外出制限抗議で連行 怒声飛び交い市民と警察にらみ合い