嵐・相葉が成田空港でお出迎え ジャニーズの医療支援物資3億3000万円相当が日本に到着

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
嵐・相葉が成田空港でお出迎え ジャニーズの医療支援物資3億3000万円相当が日本に到着
中国から届いた防護服を収めたダンボールを背に、使命感に満ちた表情を見せる相葉。さまざまな人の思いを医療現場に届ける=千葉・成田市【拡大】

 嵐の相葉雅紀(37)が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ジャニーズ事務所が医療従事者に寄贈するために中国・北京から調達した防護服1万着を受け取るべく、2日夜に成田空港に駆けつけたことが3日、分かった。寄贈が決まっている支援物資は防護服3万3000着、マスク73万枚など当初予定していた8000万円相当の4倍以上にあたる3億3000万円相当に。相葉は「医療の最前線で従事されている皆さまの責任感が今を支えている」としみじみ感謝した。 相葉の前に積まれたのは段ボール400箱、総重量4トンにおよぶ防護服1万着。命がけで医療支援に奮闘する人々の“重さ”を実感し、感謝で胸が熱くなった。 ジャニーズ事務所は先月17日、社会貢献活動「Johnny’S Smile Up! Project」の一環で新型コロナの感染拡大に対する支援活動を行うことを発表。医療従事者に防護服3万3000着、医療用&抗菌マスク計50万枚の総額8000万円相当を寄贈するとしていた。 この取り組みに賛同の輪が広がり、新たにアイソレーションガウン(簡易予防衣)5万着や三層マスク23万枚が調達可能に。支援物資の総額は当初の4倍以上となる3億3000万円に上った。 2日夜に中国・北京から成田空港に届いた防護服1万着は「少しでも早く医療機関へ支援物資を届けたい」という同事務所の思いに賛同したJAL(日本航空)が、無償で空輸した。 JALとジャニーズの絆は強い。嵐が国内線CMキャラクターを約10年務めており、メンバーの顔がペイントされた「嵐JET」が12月頃まで運航中。JALの心意気に感激した相葉は、同事務所を代表して成田空港に駆けつけ、防護服の積み荷を前に「この度は輸送のお手伝いをいただき、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。 中国で生産され、船便で国内に届いた防護服や医療用&三層マスクのほか、国内のアパレル工場生産の抗菌マスクは、すでに4月末から順次配送中。配送にはジャニーズがコンサート機材を運ぶトラックを活用するなど、総動員で医療の現場をサポートしている。 東京・文京区にある東京医科歯科大学医学部附属病院は、公式ホームページで防護服1000着とマスク3600枚が届いたことを報告。物資に添えられたメッセージカードには「今、最前線で治療にあたってくださっている皆様のことを思わない日はありません。そして、どんなに感謝してもしきれません。医療従事者の皆様、そしてそのご家族の皆様に心からの愛と尊敬と感謝を捧げます」と書かれていた。 嵐は昨年終了したチャリティーイベント「嵐のワクワク学校」をオンラインで“緊急開校”し、視聴の収益を医療従事者の支援活動に役立てる。 相葉は全国で奮闘する医療従事者に向け、「現在医療の最前線で自らの危険を顧みず従事されている皆さま。このような大変厳しい状況の中で皆さまの責任感が今を支えていることと思います。防護服を皆さまの元へお届け致します」と真摯なメッセージを送った。 きょう4日に政府の緊急事態宣言が31日まで延長される見込みで、新型コロナと国民の攻防は長期化している。ファンに支えられてきたジャニーズが今後も事務所総出の支援を継続し、陰から未知なる闘いを援護する。★SNSで情報発信 ジャニーズ事務所の所属タレントは「Johnny’S Smile Up! Project」の一環として、公式YouTubeやツイッターで新型コロナ感染予防や自宅待機時に役立つ情報を配信中。俳優、木村拓哉(47)の手洗い動画やTOKIO・城島茂(49)の除菌剤作り、KAT-TUN・中丸雄一(36)の手作り4コマ漫画などでファンに元気を届けている。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 嵐・相葉が成田空港でお出迎え ジャニーズの医療支援物資3億3000万円相当が日本に到着