坂上忍、岡村の不適切発言「社会性がないから」という擁護の声に疑問

　俳優、坂上忍（５２）が４日、ＭＣを務めるフジテレビ系「バイキング」（月～金曜前１１・５５）に生出演。ナインティナインの岡村隆史（４９）が、４月２３日放送のニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（木曜深夜１・０）で、新型コロナウイルスと風俗について不適切な発言をしたことに言及した。　岡村は２３日深夜の同番組で「コロナが明けたら美人さんがお嬢（風俗嬢）やります」「（コロナ禍で仕事がなく）短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などと発言し物議をかもした。　番組でこの話題を取り上げると、坂上は「これだけ新型コロナウイルスでいろいろが苦しんでいる中ですから、僕もちょっと驚きました」とポツリ。　また、３０日深夜の「オールナイトニッポン」では番組冒頭から約４０分にわたって淡々と謝罪、反省の弁を繰り返していた岡村のところに、相方の矢部浩之（４８）が緊急出演し、番組終了まで岡村に“公開説教”した。　坂上は「こういうときにコンビっていいなって思いますけどね。ただコンビの大変さもあるんでしょうけど」と漏らすと、改めて、岡村の不適切発言に触れ、「この発言に関してはびっくりしちゃって擁護のしようもない」と一蹴。　坂上がこの問題で気になったこととして「（岡村の発言を）擁護をする人の中で『社会性を芸人に問われても』とか『社会性がないからこの仕事を選んだのでは』という言葉で擁護をされる方がいるんですが、僕はもう昭和でもないし、令和の時代でその理屈がどこまで通用するのか」と疑問を呈した。　続けて「芸人さんが社会性のある仕事に進出している中で、その理屈はとおりようがないだろうと。そもそもそういう言葉で擁護している人って社会性がある方がほぼですからね」と説明。「ですから、悪いことやったら謝る。謝って反省して、スポンサーさん、テレビ局、視聴者の方々がどう判断されるかってことが僕はすべてだと思います」と私見を語った。