安倍首相会見、外交理由に終了 手話通訳者は透明シールド

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安倍首相会見、外交理由に終了 手話通訳者は透明シールド
緊急事態宣言の延長が決まり、記者会見する安倍晋三首相=4日午後、首相官邸(撮影・春名中)【拡大】

 安倍晋三首相は、新型コロナウイルスに関する4日の記者会見を、外交日程を理由に約1時間で終了した。複数の記者が挙手して続行を求めたが、司会の長谷川栄一首相補佐官兼内閣広報官が文書での質問に回答するとして引き取った。同席した手話通訳者は感染防止のため、顔を覆う透明のフェースシールドを着用した。新型コロナに関する首相会見では初めて。 首相は会見後、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と電話会談した。4月17日の会見時もトルコのエルドアン大統領との電話会談を控えているとして約1時間で終えており、外交日程を理由に打ち切るケースが目立っている。 約1時間の会見のうち約20分間は首相の冒頭発言で、残りを質疑応答に充てた。 会見は官邸で一番広い大ホールで開催し、座席は約2メートルの間隔を空けて置かれた。官邸記者クラブ「内閣記者会」常勤19社と、抽選で選ばれた外国プレス、フリーランスなど10人が出席した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍首相会見、外交理由に終了 手話通訳者は透明シールド