「あしたのジョー」力石徹からマスクなど贈り物「俺のアッパーでコロナを…」

　名古屋市港区の障害者施設「ふれ愛名古屋」にこどもの日の５日、ボクシング漫画の名作「あしたのジョー」の主人公「矢吹丈」のライバル「力石徹」を名乗る人物からマスクなどの贈り物が届いた。施設によると、手紙も添えられ「俺のアッパーでコロナをダウンさせてやる！」と新型コロナウイルス退治も宣言した。　ふれ愛名古屋には４月２０日、「仮面ライダー」を名乗る人物から絵本などが届いた。５日の贈り物の手紙は「仮面ライダーからメッセージを受け取った。次は俺の番」と説明した。　５日午前７時２０分ごろ、職員が出勤し、玄関前に置かれた段ボール箱を発見。１５０枚のマスクや消毒液のほか、塗り絵、ジグソーパズル、おもちゃが入っていた。鈴木由夫理事長は「寄付の輪が各地でどんどん広がっているようだ。とてもありがたい」と喜んだ。