愛知県、感染者490人分の個人情報をサイトに誤掲載

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愛知県、感染者490人分の個人情報をサイトに誤掲載
 愛知県は5日、新型コロナウイルス感染者の入院先などの個人情報を県のウェブサイトに一時、誤って掲載したと発表した。4日までの県内感染者490人全員の情報で、うち396人分は氏名も含んでいた。 県によると、5日午前9時半ごろから同10時15分ごろの間、ウェブサイトで閲覧できる状態になっていた。閲覧者から指摘があり、ミスが判明した。サイトの閲覧数は793件あり、重複を除くと362件だったが、県は現時点で転載などの二次利用は確認していないとしている。 掲載された個人情報は、患者の氏名のほか、入院先の医療機関名、入退院の日付、クラスター(感染者集団)の分類など。 県は患者の情報をエクセルファイルで作成、管理し、そこから個人情報を削除して掲載していたが、担当者が4日夜、5日朝に掲載するファイルから個人情報を削除し忘れたという。本来、データ掲載の承認は別の職員が行うが、連休中のため、担当者が1人で作成、承認の過程を経ずに掲載していた。 県は今後、ダブルチェックを徹底する。吉田宏保健医療局長は記者会見し「風評被害防止に率先して取り組むべき県でこのような事態が起こり、関係の皆さまに深くおわびする」と述べ、謝罪した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 愛知県、感染者490人分の個人情報をサイトに誤掲載