赤江珠緒アナが退院 ラジオ復帰後は患者としての“リアル”伝える

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赤江珠緒アナが退院 ラジオ復帰後は患者としての“リアル”伝える
赤江珠緒【拡大】

 新型コロナウイルスによる肺炎で入院していたフリーアナウンサー、赤江珠緒(45)が6日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~金曜後1・0)で退院したことを報告した。2度目のPCR検査が陰性となり、番組にメッセージを寄せた赤江は「(医療)現場の方々の声が広く伝わることを願いながら、助けて頂いた皆様に感謝申し上げます」としみじみ。今後は自宅療養で体力の回復を目指す。 明るい話題にスタジオが一気に華やいだ。 病院から自宅に戻った赤江は番組にコメント寄せ、「ご心配をおかけしましたが、この度、退院となりましたので取り急ぎご報告いたします。しばらく自宅療養をしながら体力の回復を目指します。今回助けていただいた医療現場の皆さまに、心より感謝を申し上げます」と謝意を述べた。 水曜パートナーを務めるお笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多大吉(49)は相棒の回復に「よかった、よかった!!」と喜び、赤江の代役を務めた同局の堀井美香アナ(48)が「PCR検査は2回陰性でした」と付け加えた。 赤江はテレビ朝日系「報道ステーション」のチーフディレクターでコロナに感染した夫に続き、先月15日に発症。当初のエックス線検査では肺炎の症状は見られず、2歳の長女(陰性)の世話をしながら自宅療養していたが、医師の勧めで受けた再検査で肺炎が判明。同25日に入院した。 同11日に発症した夫は一時肺炎が重症化も、現在は回復して退院。娘と自宅で妻を待っていた。 「-たまむすび」の公式サイトでは、「追記」と題し、赤江は追加メッセージを掲載。「今回、自分自身が患者となり、医療現場の最先端の臨床医の方々の声があまり世の中に出ていない現状を感じました」と切実な思いを吐露。「報道する側も、自宅待機、病室にも誰も近づけないという特異な病いの現状が、これまでとは違う事態を引き起こしているのだと思います」とつづり、医療従事者の声が広く喧伝されることを願っていた。 赤江といえば、TBSラジオを通じて自身の病状、医療現場の様子など詳細を伝えてきた。今月1日の「荻上チキ・Session-22」では、新型コロナにも効果が期待される新型インフルエンザ治療薬のアビガンを服用したことを明かし、「肺の状態が改善しています」と説明。アビガンは俳優、石田純一(66)や脚本家、宮藤官九郎(49)も投与され、一気に回復したことを告白している。 赤江の復帰時期は未定だが、ラジオに出演した際は、明るい声で患者としてのリアルな実体験を伝えてくれるはずだ。アビガン(一般名・ファビピラビル) 日本の製薬会社「富士フイルム富山化学」が開発。ウイルスが細胞内で増殖するのに不可欠な遺伝子の複製を妨げ、症状の悪化を阻止する働きがあるとされる。海外では米国やイスラエルなどで治験が決まり、ドイツ政府は購入を決定。日本でも臨床試験が進み、効果があるとの報告が相次いだ。ただ、重症化する前のウイルス量が少ない段階に服用しないと効果が期待できず、妊婦が服用すると副作用があるとされる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 赤江珠緒アナが退院 ラジオ復帰後は患者としての“リアル”伝える