米副大統領報道官もコロナ感染 ホワイトハウスで拡大懸念

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
米副大統領報道官もコロナ感染 ホワイトハウスで拡大懸念
 トランプ米大統領は8日、ペンス副大統領のケーティー・ミラー報道官が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。同報道官の夫はスティーブン・ミラー大統領上級顧問で、夫妻とも正副大統領と頻繁に接触する立場にある。7日にはトランプ氏の身の回りの世話に当たるスタッフの感染も判明したばかりで、ホワイトハウス内の感染拡大に懸念の声が出ている。 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「強力な措置を講じており、心配はしていない。仕事をするだけだ」と述べた。ペンス氏は8日検査を受け、陰性だったと明かした。両氏は毎日検査を受けることになっている。 感染防止を強化するためメドウズ大統領首席補佐官は、トランプ氏の周りで働くスタッフにマスクを着用させる考えを示した。ただトランプ、ペンス両氏とも、頻繁に検査を受けているとしてマスク着用には消極的。トランプ氏は8日、首都ワシントン中心部で第2次大戦の欧州戦線での勝利75年を記念した式典に高齢の退役軍人らと参加した際、マスクを着けていなかった。 政権高官によると、ミラー報道官の感染は8日朝の検査で判明した。7日の検査では陰性だった。ミラー報道官と接触履歴のあったスタッフら6人が、ペンス氏の8日の中西部アイオワ州訪問同行を取りやめた。検査の結果、全員陰性だったという。 ホワイトハウスで8日に取材に当たった代表取材団の記者らに対しても取材後、検査を実施した。 米ヤフーニュースは8日、大統領警護隊(シークレットサービス)内に7日時点で11人の発症者がいると報じた。同隊は大統領以外の要人警護にも当たっており、トランプ氏を担当した隊員がいるかどうかは不明。ほかに既に感染から回復した隊員が23人、自主隔離中は60人いるという。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米副大統領報道官もコロナ感染 ホワイトハウスで拡大懸念