「串カツ宮迫」登場へ　宮迫、２０００万円でネーミングライツ購入

　闇営業問題での謹慎からユーチューバーとして復帰した、雨上がり決死隊の宮迫博之（５０）が８日、自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画で飲食チェーン店「串カツ田中」のネーミングライツを２０００万円で購入すると表明した。　串カツ田中の店舗で撮影された動画には株式会社串カツ田中ホールディングス代表取締役社長の貫啓二氏が登場。自身も飲食店を経営する宮迫は新型コロナウイルス感染拡大防止による影響について質問。売り上げについて貫氏は「一般的な飲食店だと９０％ダウンとかは大体普通」と語り、「いろんな物、売れるもの何でも売って」と厳しい状態だという。串カツ田中ではテイクアウトやお弁当、青果店と協力して業務用で大量に余ている野菜をセット販売するなどさまざまな手を打っているとのこと。また、普段スーパーなどでは流通しない飲食店のみに卸される酒類の販売も行っているという。　話を聞いていた宮迫は「今後どうしたらいいんでしょう。画期的な方法あるんですかね」とポツリ。これに貫氏は「ウルトラＣ（奥の手）になるかわからないんですけど、クラウドファンディング始めるんですけど」と切り出し、串カツ田中のネーミングライツ（命名権）を販売することを明かした。　「『串カツ宮迫』とか。２０００万するんですけど、どうですか？」と提案する貫氏に思わず顔を伏せ苦笑する宮迫。ネーミングライツを取得すると１カ月間、およそ２７０店舗の店名とホームページなどの名前がすべて変更されるという。しかし、宮迫は「僕もカツカツ」と一度は断った。　そして、テーブルに運ばれた串カツを食べているところで、貫氏から「ネーミングライツは無理？」と再度お願いをされると、「カツカツ宮迫、なんとか…もうしばらく頑張って行けるかなと思ったら『串カツ宮迫』ＧＯしましょう」と前向きなコメント。これに撮影スタッフから「（年齢的には）社長の先輩ですよね。助けてあげないと」と後押しが入ると、貫氏も「ニュースになると思う」と追撃。ついに宮迫は「買います！　社長、買いますわ」と明言した。　実際に「串カツ宮迫」が登場するのは７月頃とのこと。資金について宮迫は「何かを解約します。なにがしか保険を」と話し、「なにがしかで盛り上げることができる人たちはやっていきましょう。そうじゃないと、自分たちが暮らす街、都市、国がダメになっていきますから。みんなで力を合わせて今を乗り切らないと」とコロナ禍脱出へ協力を呼びかけた。