橋下徹氏、吉村知事を称賛「日本を動かしたことは間違いない」

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橋下徹氏、吉村知事を称賛「日本を動かしたことは間違いない」
橋下徹氏【拡大】

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(50)が9日、カンテレの情報バラエティー「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に出演。大阪府の吉村洋文知事(44)が新型コロナウイルス対策で実施している外出自粛要請や休業要請の解除に向け、独自基準を示した「大阪モデル」について「本当に秀逸」と評価した。 「大阪モデル」は、(1)感染経路不明者が10人未満(2)PCR検査で陽性になった人の割合が7%未満(3)重症患者用の病床使用率が60%未満-の三つの基準で構成。(1)と(2)は直近7日間の平均値で判断する。 大阪府は8日、「大阪モデル」に基づく現状評価の公表を始め、信号機に見立てた「緑、黄、赤」の3色で、初日は目標達成の「黄」でスタート。14日まで1週間連続で達成すれば「緑」に変わり、段階的に解除される予定。 「吉村さんよくやったと思いますよ」と橋下氏。 政府の専門家会議は、数理モデルによって感染者数の増減などを予測しているが、橋本氏は「どんなデータを使ってどういうふうに計算しているかを公表していない」ことが問題だとし、「専門家会議に対して本当に一生懸命やっているから敬意は表しますが、その予測が外れているんじゃないかという意見もいろいろある。それは専門家同士でやってもらわなきゃいけないんだけど、データの公表をしていない」と指摘。 一方で吉村知事は「大阪モデル」の策定にあたり「専門家に『そこを明確に数値で示したい、医療崩壊が生じないようになんとか予測できる方法がないか』と(指示した)。それを編み出したのがこの数字。難しい計算式じゃなくてわかりやすい数値で出したっていうの本当に秀逸ですよね」と絶賛した。 また、ある政府高官から聞いた話として「専門家のみなさんが出す数字があまりにも厳しすぎて押し問答になっているらしい」と告白。「大阪モデル」の数値についても「大阪府の基準もかなり厳しいんじゃないかと言っていて。これだとすぐ黄色・赤になってしまってほとんど自粛状態が続いてしまうんじゃないかって」と政府側の見解を明かしたが、「吉村さんも臨機応変に見直しするって言っているから。吉村さんが日本を動かしたことは間違いない。数字についてはこれから議論がされていくと思う」と語った。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 橋下徹氏、吉村知事を称賛「日本を動かしたことは間違いない」