尾木ママ「これじゃ教育崩壊確実」休校長期化で“格差”拡大、早期の見通し求める

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尾木ママ「これじゃ教育崩壊確実」休校長期化で“格差”拡大、早期の見通し求める
尾木直樹氏【拡大】

 「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が9日、ブログを更新。新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が長期化する中で、学力格差が拡大していることに警鐘を鳴らし、「これじゃ『教育崩壊』確実ーー日本、大丈夫か?」と憂慮した。同タイトルでブログを投稿した尾木氏は「学力格差は想像絶するスピードで拡大の一途」「学校、教師による子どもたちへのケアのなんと格差のあることか」「学校で教えるべきことをプリント作って家庭に丸投げ、学校は死体?」「共働き家庭では家庭でプリント見られず、音読聞いてやれず、丸つけしてやれず親のイライラは限界」などと休校の長期化によって生じている問題を列挙。「子どもは学校の主人公なのに学校も文科省も子どもの声など聴こうともしない!押しつけだけ」と苦言を呈し「医療崩壊はみなさん気にしても教育崩壊は気にしないーー子どもや親の声聴かない限り分からないのに 不思議で仕方ない」と嘆いた。 さらに、続く投稿では「週明けには明確な方針示さないと混乱生じそうです」と指摘。「夏休み削減」や「土曜授業方針」など、自治体によってバラバラに家庭に連絡が入っている状況だといい、「来年からにしても8月まで卒業を延ばすとしても 試験はいつに延ばすのか 学力格差がついたままで、まさか共通テストを実施することは大きな不公平リスクがありますから 早くざっくりした見通し示さないとほんとに受験生の皆さんを苦しめることになります」と心配した。 自治体による「地域格差」、「オンライン授業している私立とない公立格差」、「塾や予備校がオンライン授業している都会とない地方格差」を放置したままで試験を行うのは「尾木ママの感覚じゃあり得ない」と断じ、「高校入試だって 三か月も授業なしでは試験範囲を限定しないとーー県教育委員会は検討急いで下さいね 未曾有の危機に直面しているのですから」と呼びかけた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 尾木ママ「これじゃ教育崩壊確実」休校長期化で“格差”拡大、早期の見通し求める