マスク着用の運動で突然死…酸欠の危険性指摘 中国メディアが報じる

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マスク着用の運動で突然死…酸欠の危険性指摘 中国メディアが報じる
 中国で4月、新型コロナウイルス感染症の予防でマスクを着けて体育に参加した中学生が突然死する事故が相次いだ。専門家は激しい運動の際に高機能マスクを着けると危険だと指摘。体育でのマスク着用は不要とする動きが広まった。中国メディアが10日までに伝えた。 浙江省と河南省、湖南省で4月中旬から下旬、マスクをして1500メートル走などに参加した中学生計3人が相次ぎ突然死した。うち2人は感染を防ぐ効果が高い医療用のN95マスクを着けていた。詳しい死因は伝えられていないが、専門家はN95マスクをして激しい運動をすると酸欠状態になる恐れがあると指摘した。 各地でマスク着用を徹底した上での授業再開が進んでいるが、複数の地方政府は体育での着用は不要と通知。今月11日から中学3年の登校を再開する北京市は体育で激しい運動を行わないよう呼び掛け、マスクもする必要はないとした。また一部地域では今夏の高校入試で体育の試験を取りやめる動きも出た。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) マスク着用の運動で突然死…酸欠の危険性指摘 中国メディアが報じる