太田光、専門家会議への批判増は「あまりにも気の毒」

　お笑いコンビ、爆笑問題の太田光（５４）とフリーアナウンサーの宮根誠司（５７）が１０日、「Ｍｒ．サンデー発　宮根×太田　今こそニッポン変えませんか？ＳＰ」に生出演。日本の新型コロナウイルス感染拡大対策について意見を交わした。　日本の新型コロナ対策について、成功か失敗か意見を求められた太田は、当初は「優等生」と言われていたシンガポールで感染拡大が進んでいることを例にあげ「常に局面は変わっていく気がするから、今の時点で成功失敗を断定できない」と判断を保留した。　そのなかで、専門家会議についてこれまで「われわれが言っていることはサイエンスなんです、経済についてはわれわれは素人なんです」とアピールし続けていたとし、「政治家が自分がこうやるんだっていうことを選ぶことを、明確にあなたの責任においてやると言って下さいっていうのは、ずっとたぶん専門家会議も言ってきている」と指摘。専門家会議の発表が、当初の内容から変化していることについて「最近は専門家会議の方も言っていることがすごくこう、ちょっとずつ変わってきてるっていうことで批判が増えてきているのは、あまりにも気の毒」と同情した。　宮根は、専門家会議は「おそらく『新しい生活様式』なんて言わなくていい立場の人たちなの。でもあの人たちが言わざるを得ない状況になった」と推測。「政治家の人の腹のくくり方」ができていなかったのではないかと疑問を呈した。