松竹が作品募集、#リモート映画祭 プロ・アマ問わず!ステイホームな新企画

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松竹が作品募集、#リモート映画祭 プロ・アマ問わず!ステイホームな新企画
 「男はつらいよ」シリーズなど数々の名作を製作してきた邦画大手の松竹が11日、新型コロナウイルス感染拡大防止によるステイホーム期間中も映画を楽しんでもらう企画「#リモート映画祭」を始めた。プロアマ問わず在宅でリモート製作した短編映画をSNSで公募するもので、グランプリには賞金30万円などが贈られる。新たなエンターテインメントを提供する同社は「世の中が少しでも明るくなれば」と願っている。 映画製作を始めて100周年を迎えた松竹が、新しい映画の楽しみ方を発信する。 「#リモート映画祭」は、プロアマ問わず、自宅でリモート製作した短編作品をSNSで公募する企画。誰もがスマホで気軽に撮影できる現代ならではの映画祭だ。映画を愛する社員たちが、ステイホームだからこそ楽しめるエンターテインメントとして「リモートで映画を作って、見せあって、楽しもう!」をテーマに立ち上げた。 映画界では4月に緊急事態宣言が発令されて以降、行定勲監督(51)が短編「きょうのできごと a day in the home」を、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督(36)が同作の短編をリモート製作。こうした活動を受け、松竹の映像戦略室・片岡佑輔室長が「世の中が少しでも明るくなれば」と発案した。 募集期間は11日から7月31日まで。「長さは30秒から20分」「自宅で撮影」などの規定を満たした作品にハッシュタグ「#リモート映画祭 #keeponmovie」を付け、タイトルとともにSNSに投稿。同映画祭の公式ツイッターにダイレクトメールで参加意思を伝え、認められると公式ツイッターや公式HPで共有される。 審査員は片岡氏をはじめ「わが母の記」などを手掛けた石塚慶生プロデューサーら社員5人とゲスト審査員。グランプリには賞金30万円と、副賞として石塚氏と次回作を共同開発する権利などが贈られる(副賞は複数人)。誰もが“監督”になれるだけに、次世代を担う監督&俳優を目指す人にとっては大きなチャンスだ。結果は公式HPで今年中に発表される。 片岡氏は「コロナの状況下だからこそ感動できるものや、笑って気分転換できるような楽しい作品を見たいですね」と期待。「自宅でも楽しいことができるんだなと思っていただきたいですし、新しい映像の作り方を考えるきっかけになれば」と話している。 ◆参加方法 〔1〕自宅で短編映画をリモート製作し、タイトルを決め、一般的に鑑賞可能な方法でアップロード 〔2〕ツイッターにハッシュタグ「#リモート映画祭 #keeponmovie」を付けて投稿し、同映画祭の公式ツイッターに参加意思を連絡 〔3〕スタッフが作品を見て、参加の確定を返信する。 実写、アニメ、CG、ドキュメンタリーなどジャンルは問わない。参加者の国籍も問わないが、日本語以外の言語で製作された作品は日本語字幕が必須。「複数の出演者が自宅から出演することは可能だが、作品製作や撮影のために人が集合してはならない」などの規定を満たしていない場合は審査対象とならない。詳細は公式HPへ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 松竹が作品募集、#リモート映画祭 プロ・アマ問わず!ステイホームな新企画