コロナ禍でベビーブームか インドネシア政府が危機感

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コロナ禍でベビーブームか インドネシア政府が危機感
 新型コロナウイルスの影響で、インドネシアで避妊具や避妊薬の使用が減少していることが12日までに分かった。世界第4位の人口約2億7000万人を抱える同国は人口抑制策を進めてきたが、今後ベビーブームが起きる可能性があると懸念を強めている。 人口政策を担う国家家族計画・人口庁のハスト長官は、新型コロナの影響で「(人々が)避妊具や避妊薬を手に入れる(ため外に出る)のを怖がっている」と述べた。 同庁が、家族計画プログラムの参加者の避妊状況を調べた結果、今年2月に比べ、3月はコンドームとピルの使用がそれぞれ約4割減となり、ほかの避妊方法の利用も減少していた。 政府はスハルト独裁政権時代の1960年代後半から家族計画を推進、人口抑制に努めてきた。同庁はオンラインメディアを使った啓発や避妊具の配布活動を強化していく方針だ。(共同)
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