吉川晃司、54歳にして地上波連ドラ初主演!6・16スタートのフジ系「探偵・由利麟太郎」

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吉川晃司、54歳にして地上波連ドラ初主演!6・16スタートのフジ系「探偵・由利麟太郎」
コンビを組んで怪事件を推理する吉川(左)と志尊。横溝作品に新たな風を吹き込む【拡大】

 歌手、吉川晃司(54)が6月16日スタートのフジテレビ系「探偵・由利麟太郎」(火曜後9・0)で地上波連ドラに初主演することが13日、分かった。原作は推理作家、横溝正史のホラーミステリーで、主人公の相棒役は俳優、志尊淳(25)が演じる。京都ロケを終えた吉川は「映画のようなスケールとこだわり」と充実感をにじませた。 俳優としても圧倒的存在感を放つ吉川が、名探偵を渋く熱演する。 横溝正史が金田一耕助シリーズを発表する以前に描いていた名探偵・由利麟太郎が主人公の人気シリーズが原作。戦後初の本格長編小説「蝶々殺人事件」など傑作の数々を初めて連ドラ化する。 吉川が演じる由利は、警視庁元捜査一課長の犯罪心理学者で、白髪の紳士で物静かだが、天才的な洞察力と論理的思考を持つ人物。そんな主人公の助手となるのが、志尊扮するミステリー作家志望の三津木俊助で、物静かな“静”の由利、よく話す“動”の三津木が怪事件を推理する。 デビュー36周年を迎えた吉川は、NHK大河ドラマ「天地人」(2009年)で織田信長、TBS系「下町ロケット」(15、18年)で主人公の町工場の取引企業の部長・財前役などを好演。 近年はロマンスグレーの渋い魅力も加わり、制作側は「白髪の紳士の由利の冷静沈着でクールに事件を解決する姿は、吉川さんでしか表現できない」と強調した。 「-由利麟太郎」は、6月16日から5週連続で放送。新型コロナウイルスの影響で来年に延期された東京五輪が当初、今年7月に開幕予定だったため、“オリンピックシフト”で6月スタートに設定され、コロナ禍の前に撮影も終了していた。 ゴールデン・プライム帯の連ドラとして、制作のカンテレが34年ぶりに東映京都撮影所を拠点に“オール関西”で撮影した作品に吉川は「職人技を持った太秦のスタッフの方々と一緒に、映画のようなスケールとこだわりで撮影できたことに手応えを感じています。せりふより横顔や後ろ姿で、彼の生きざまを醸し出せれば」と笑顔。志尊とは初共演で「淳はとても勘が良く、頭の回転も速い」と絶賛した。 志尊は吉川について「一人の人間としても、なんて格好いいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利先生についていきたいと思う三津木くんの気持ちがリンクしているように感じました」と信頼を寄せる。 新たな名コンビでおうち時間をハラハラドキドキさせる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉川晃司、54歳にして地上波連ドラ初主演!6・16スタートのフジ系「探偵・由利麟太郎」