紗栄子がマスク２万枚寄贈　支援公表への批判に「寄付文化の根付いていない日本」

　モデル、紗栄子（３３）が１４日、インスタグラムを更新。自身が立ち上げ、代表理事を務める一般社団法人「Ｔｈｉｎｋ　Ｔｈｅ　ＤＡＹ」を通して、医療用防護マスク２万枚を医療従事者に寄贈することを報告した。　紗栄子は「この度、政府のルートに干渉することなく医療用防護マスクの手配が出来ることとなりましたので、私個人で準備していた支援金で物資を購入し、医療従事者の皆様へダイレクトにお届けすることに致しました」と報告。また、同日「Ｔｈｉｎｋ　Ｔｈｅ　ＤＡＹ」のサイト上では、紗栄子プロデュースのチャリティーＴシャツとチェック柄布マスクのセットを販売。１口１０００円からの寄付を受け付け、利益の全額を医療従事者が必要とする物資の購入に充て寄贈される。　タレントの支援公表への批判について紗栄子は、こういった発信に賛否かあるのはもちろん理解していると前置きした上で、「不快な思いをされる方々がいらっしゃるのも存じております。そういった声がある中でも、あえて公表し発信するということが、寄付文化の根付いていない日本においては充分意義かあることだと思っています」と寄付を公表した経緯について説明。　つづけて「社会への恩返しの形は人それぞれでどんな形ても尊いですし、またそういった行動を否定するような社会になって欲しくないというのは子を持つひとりの母親としての願いでもあります。そのムードを作っていくこと自体がファンの皆さんがいらっしゃって仕事が成り立っている私の出来る社会への恩返しだと考えております」と私見をつづり、「支援活動のプロではないそんな私たちが支援活動に参加することで支援の輪が広がり、大人たちの助け合う姿を見て育った次世代の子供達がボランティアを身近に感じ、支援活動に対しても日常的に興味を持ってくれるようなきっかけになってくれたらこんなに嬉しいことはありません」と母親としての思いと意気込みを記した。