志村けんさん四十九日 行きつけだった鉄板焼き店店主も「ひとつの区切り」

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志村けんさん四十九日 行きつけだった鉄板焼き店店主も「ひとつの区切り」
志村けんさんがいつも座っていたカウンター席に愛飲の焼き芋焼酎「鹿児島大地」と専用ボトル、コースターをセットする鉄板焼き店「三と十」の御山哲史店長=東京・麻布十番【拡大】

 3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去したタレント、志村けんさん(享年70)の四十九日を迎えた16日、実兄の知之さん(73)が東京・東村山市の実家で本紙の取材に応じた。 インターホン越しに対応し、「四十九日法要は今月10日に身内だけで終えました」と報告。ザ・ドリフターズなどの芸能関係者は参列せず、納骨も市内にある先祖代々の墓で済ませたという。 お酒好きで知られた志村さん。10年間通った鉄板焼き店「三と十」(東京・麻布十番)では、今でも故人愛飲の焼き芋焼酎「鹿児島大地」が入った専用ボトルと赤いコースターをカウンターに置いているが、御山哲史店長(39)は「ひとつの区切りとして、(カウンターに置くのは)四十九日を最後にする」と明かした。 志村さんは多いときで週5回来店。「(飲み物は)最初から焼酎でした。まずは五分五分で割った水割り。先に焼酎を入れてかき混ぜずに飲み、焼酎の割合を増やしながら、最後はロックで味わう」と懐かしんだ。 テレビ関係者の他にバーなどで知り合った一般女性と来ることも。「女性とは物静かでシャイな感じで」会話を楽しみ、隣の客と同時にトイレに立つと、「いつも『どうぞお先に』と譲っていた」と振り返った。 最後の来店は3月上旬。優しい人柄は今も忘れられない。御山店長は「『ロケの帰り』とか言いながら、またふらりと来る気がして…」としのんだ。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 志村けんさん四十九日 行きつけだった鉄板焼き店店主も「ひとつの区切り」