太田光、小池都知事発表のロードマップ「出口とは言わないっていう」

　お笑いコンビ、爆笑問題の太田光（５５）と田中裕二（５５）が１７日、ＴＢＳラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」（日曜後１・０）に出演。政府が１４日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を北海道や東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県を除く３９県で解除すると決定したことについて言及した。　田中が、解除の基準にばらつきがあると指摘すると、ニュース解説として出演していたＴＢＳラジオニュースデスク、柴田秀一氏（６２歳）が８都道府県でそれぞれ事情が異なるとし、大阪府のように「大変だとは思いますが、地方で独自の基準を作るということは大切なんじゃないか」と語った。太田は、小池百合子都知事（６７）が１５日に発表した休業要請緩和へのロードマップについて「出口とは言わないっていう。そのこだわりもわかるんだけど。（都民の）気が緩むからっていう」としつつ、新型コロナと共生していかなければいけない社会に向けて「ガイドラインというか。お店はこうしてくださいというようなことを具体的に打ち出していったほうがいいと思うんだよね。先手先手で」と持論を展開した。　太田は、今後訪れるであろう新型コロナ感染拡大の第２波への対応についても言及。これまでは外国での状況を紹介し「だからもっと警戒しなきゃ」と伝えてきたが、「そろそろ日本の感染率の低さとか致死率の低さというものが、やっぱり何かそこに原因があるはずだという前提で考えたほうがいいような気がする」と持論を展開。新型インフルエンザの流行時には、玄関で靴を脱ぐことやマスクをつける習慣があることなど、日本の独自性についてしっかり追究されていなかったとし「もしかしたら今に響いているのかもしれないし。今回はちゃんとそこを解明してほしいよね」と語った。