土屋太鳳、狂気の演技でイメージ激変 来春公開の主演映画「哀愁しんでれら」で難役挑戦

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土屋太鳳、狂気の演技でイメージ激変 来春公開の主演映画「哀愁しんでれら」で難役挑戦
ビジュアル写真の土屋は、なぜ小学校でドレスをまとい、哀しい表情を浮かべているのか。答えは映画で…【拡大】

 女優、土屋太鳳(25)が来年早春公開の映画「哀愁しんでれら」(渡部亮平監督)に主演することが18日、分かった。幸せを追い求めた結果、凶悪事件を起こしてしまうヒロインの物語で、“連れ子の母親”という難役に初挑戦。最初はオファーを断ったものの、「この物語は生まれたがっている」と作品の魅力に突き動かされたスター女優は、天真爛漫なイメージから一転、ダークな変貌を遂げる“狂っ太鳳”を怪演する。 2015年のNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインをはじめ、無垢でまっすぐな印象の太鳳が、悲運に翻弄される狂乱のシンデレラとなる。 渡部亮平監督(32)が脚本を執筆した「哀愁しんでれら」は、幸せと不幸の価値観が乱高下する禁断の“裏”おとぎ話サスペンスと銘打ったオリジナル作品。 土屋は市役所に勤める平凡な女性、小春役。一夜にして家も家族も恋人も失ってしまうが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と結婚。シンデレラのごとく王子様と出会って幸せな新婚生活を送るも、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。 運命も心も狂い出す役に土屋は「初めてこの物語を読ませていただいたとき、私が感じたのは嫌悪感と疑問でした。光栄だけど、なぜ(オファーが)私に?と思って…」と率直に告白。渡部監督と話し合っても疑問は解消せず、「覚悟できないまま取り組む物語ではない」と3回も断った。 渡部監督から「“私は幸せになれるのか?”という誰もが抱える漠然とした恐怖を拭い去り、日々を懸命に生きようとする小春を、いまの土屋さんにどうしても演じてほしい」と4度目のラブコールを受け、「急に『この物語は生まれたがってるんじゃないか』と感じた。脚本の中で小春が泣いているようにも感じました。私にできることがあるなら、一緒に泣くこと」と覚悟を決めた。 撮影は、昨年12月4日から同27日まで、群馬・桐生市や千葉・富津市、東京・立川市などで敢行。娘が通っているであろう小学校の教室に、シンデレラの思わせるドレス姿でたたずむ意味深なビジュアル写真を披露した土屋は「迷った末の撮影は得難い時間の連続でした。命が命を愛そうとするときの摩擦熱のような何かが今も心に残っています」とメッセージ。 絶頂からドン底に急落する狂気の演技を見逃すな!★渡部監督、思い出の作品で商業映画デビュー 映画「3月のライオン」の脚本で知られる渡部監督は2012年、自主製作映画「かしこい狗は、吠えずに笑う」で「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」など多くの映画賞を受賞。「哀愁-」の脚本は7年前に執筆したといい、次世代のクリエーターを発掘するコンペティション「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM」(16年)でグランプリを受賞。思い出の作品で商業映画デビューを飾ることになり、「幸運にも最高の舞台が整った」と胸を張った。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 土屋太鳳、狂気の演技でイメージ激変 来春公開の主演映画「哀愁しんでれら」で難役挑戦