神戸のパンダ、中国返還へ 国内は上野と和歌山のみに

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神戸のパンダ、中国返還へ 国内は上野と和歌山のみに
中国に返還されるジャイアントパンダ「タンタン」=19日午後、神戸市の市立王子動物園【拡大】

 神戸市は19日、市立王子動物園で飼育している24歳の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」を中国に返還すると発表した。2000年に繁殖目的で借り受け、今年7月が契約期限。返還後、国内で飼育されるパンダは上野動物園(東京都台東区)の3頭と、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の6頭のみとなる。 タンタンは08年に人工授精で出産に成功したが、直後に赤ちゃんは死んだ。つがいだった雄の「コウコウ(興興)」が10年に死んでからは、王子動物園での飼育は1頭だけだった。パンダの寿命は20~30年とされ、タンタンは「高齢者」の年齢になっている。 神戸市は、別のつがいを借りられるよう中国側に要請している。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 神戸のパンダ、中国返還へ 国内は上野と和歌山のみに