米当局、ゴーン前会長逃亡で2人拘束 元特殊部隊員ら

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米当局、ゴーン前会長逃亡で2人拘束 元特殊部隊員ら
 ロイター通信は20日、米当局が同日、前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けしたとされる米国人2人の身柄を拘束したと報じた。東京地検特捜部が犯人隠避などの容疑で逮捕状を取っていた。今後、東部マサチューセッツ州の裁判所で司法手続きが始まるもようで、逃亡劇の詳細が明らかになる可能性もある。 拘束されたのは、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター・テイラー容疑者。米司法当局は裁判所に提出した文書で、身柄拘束は日本政府の要請に基づくもので、今後日本側が身柄引き渡しを求める手続きを行うとの見通しを示した。日米両国間には犯罪人引渡条約がある。 ゴーン被告は、音楽コンサート設備用の大型の箱に潜み、関西空港発のジェット機でトルコ・イスタンブールを経由してレバノンに逃亡した。拘束された2人はイスタンブールまで同行し、逃亡を手助けしていたとみられている。 ピーター容疑者が昨年7~11月、東京都内の弁護士の事務所でゴーン被告と複数回面会していたとされ、地検は逃亡の相談をしていたとの見方を示していた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米当局、ゴーン前会長逃亡で2人拘束 元特殊部隊員ら