大阪で最多の５人死亡、３人の感染確認

　大阪府は２０日、新型コロナウイルスに感染していた７０～９０代の男女５人が死亡したと発表した。府内の１日の発表死者数としては最多。うち１人の９０代女性は死亡後に感染が判明し、他に２０代と５０代の女性２人の感染も確認した。死者は７６人、府内の検査で判明した感染者は１７７７人になった。　死亡した５人のうち２人はクラスター（感染者集団）が確認された第二大阪警察病院（大阪市天王寺区）と明治橋病院（松原市）の患者。感染した３人のうち１人は第二大阪警察病院で関連業務をし、他２人の感染経路は不明。感染疑いの人へのＰＣＲ検査は４５６人分で、陽性となった人の割合は０・７％だった。　府は自粛解除の基準とは別に、自粛要請などをする際の独自基準を運用。２０日は基準を全て下回り、警戒信号は「緑」を維持した。