「鬼滅の刃」にハマった意外な大人に触発されるも…/芸能界ショナイ業務話

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「鬼滅の刃」にハマった意外な大人に触発されるも…/芸能界ショナイ業務話
笠井信輔アナウンサー【拡大】

 少年時代は「少年マガジン」や「少年サンデー」など、毎週、飽きずに読みまくった。長じて大人になってからは、東海林さだおの漫画を読んでニヤリとするぐらいで、漫画には正直、積極的に手が出ない。 そんな記者でも最近、読もうかなと思い始めたのが「週刊少年ジャンプ」で連載が完結ばかりの「鬼滅の刃」。当初は「きめつのやいば」という読み方さえ知らなかったが、テレビで活躍する知人の大人2人がハマったというので興味をそそられたのだ。 1人は悪性リンパ腫の闘病から先月30日に退院した元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(57)。退院直前に電話で話した際、笠井が「『鬼滅の刃』をほぼ全巻、買って読んでるんだ。すごい、面白いよね」と絶賛したが、実はそのとき記者は「鬼滅の刃」そのものをまったく知らなかったので、正直に伝えると-。 「ちょっと待って。知らないの? それは新聞記者としても、まずいんじゃないの?」と笑いながら担当直入に斬り込んできた。その言い方が元気な頃の笠井にすっかり戻ってうれしかったが、当たっているだけに少しムッとしたのも事実。「今度、読んでみます」と答えたが、そのときはまだ乗り気ではなかった。 ところが、もう1人。歌手の市川由紀乃(44)と先日、電話で話した際、鈴の鳴るようなあの美しい声で「私も『鬼滅の刃』にハマってるんです」と告白されたときには、すぐ前向きになった自分がいた。笠井には悪いが、現金なものだ。 しかも、市川は今、「鬼滅の刃」に出てくる兄妹の妹をまねた衣装などで、動画配信サイト、YouTubeの除菌音頭チャンネルに登場。歌手仲間の三山ひろし(39)と新型コロナ対策のコミカルソング「除菌音頭」を歌って踊り、見ているだけで楽しい。 市川は「この歌を通じて特に子供たちが、自分や大切な人の命を守る意識を持ってもらえたら嬉しい。私たち演歌歌手のことも身近に感じてもらえたら」としみじみ話していた。りんとしてやさしい市川の心に改めて触れた思いだった。その声量あふれる美声を生のステージで聴ける機会はまだ先になりそうだが、それまでには「鬼滅の刃」に少しでも親しんでいたい。 と思いつつ、なかなか手の出ない自分がいる。ところで、多彩な取材体験としゃべりの面白い笠井の講演も楽しみ。やはり芸能人はライブが最高だと、つくづく2人の本格的な活動再開が待ち遠しい今日このごろである。(М)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「鬼滅の刃」にハマった意外な大人に触発されるも…/芸能界ショナイ業務話