ピコ太郎、手洗い推進ポスターを無償提供

　謎の中年歌手、ピコ太郎（５６）が新型コロナウイルス感染予防のために手洗い推進ポスターを制作し、無償提供することを２５日、発表。提供も開始した。　世界中で感染拡大が続いた先月、ピコ太郎はヒット曲「ＰＰＡＰ」に乗せた手洗い動画「ＰＰＡＰ－２０２０－」をＹｏｕＴｕｂｅで配信。世界１５０カ国以上で約１０００万回再生された。動画を見た全国の学校や自治体から「手洗い場やトイレに写真を張り出したい」などの問い合わせが多数届いたことから、ポスターを考案した。　５０カ所以上の医療機関で動画が使われたフィリピンをはじめ、マレーシア、ミャンマーでも反響が大きかったため、英語版も制作された。　ピコ太郎は「『ＰＰＡＰ－２０２０－』を発表してから感染予防対策について、たくさんの問い合わせがありましたぴ。多くの要望を受けて、私にできることは何だろうと考えた結果…正しい手洗いの方法を１人でも多くの方に広めて、楽しく実行してもらうこと、それを継続してもらうことだと思ったぴ」と理由を告白。　「みんなが自由に使用できる、手洗い推進チラシを作ったピコ！　今一度、みーんなで手洗いを徹底し感染予防をしましょうぴ！　配って！　貼って！　ウォッシュ！　ウォッシュ！ウォッシュ！　洗え！　笑え！　ウォッシュ！　ウォッシュ！ウォッシュ！」と呼びかけている。