大阪市立美術館、約３カ月ぶりに開館

　新型コロナウイルス感染拡大防止のため、２月２９日から臨時休館していた大阪市立美術館（大阪市天王寺区）が２６日、約３カ月ぶりにオープンする。　２５日は特別展「フランス絵画の精華－ルネ・ユイグのまなざし」の内覧会が行われ、篠雅廣館長が「美術館に来ることで、日常を少しでも思い出し、心安まる機会になれば」と挨拶した。　同展は、フランス絵画の１７世紀の「大様式」と名付けられた古典主義から、１８世紀のロココ、　１９世紀の新古典主義、ロマン主義の油彩画など約８０点を展示する。　感染防止対策として、入館時にサーモグラフィによる体温チェックを実施。３７・５度以上の発熱がある場合は入館を断るほか、マスクの着用を呼びかけている。