浅草九劇がオンライン型演劇場にリニューアル 第1弾は柄本明の一人芝居

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
浅草九劇がオンライン型演劇場にリニューアル 第1弾は柄本明の一人芝居
オンライン型演劇場・浅草九劇【拡大】

 演劇界で新型コロナウイルスの感染拡大による上演自粛が続く中、東京・浅草九劇が28日、オンライン型演劇場としてリニューアルすることを発表した。カメラ6台、スイッチャー、ディスプレーなどの機材を新たに導入して、オンライン配信が快適にできる設備とスタッフを常設する。 同劇場は生まれ変わる理由について「舞台芸術に関わる全ての人々に危機が訪れている中で、私たちが今すべきことは、2017年の開業以来続く『人を育む劇場』として、これからもアーティストやクリエイター、ファンの皆さまに貢献すること」と明かした。 リニューアル第1弾企画は6月5、6日にライブ配信する俳優、柄本明(71)の一人芝居「煙草の害について」(ライブ配信料金・2000円)。アントン・チェーホフの原作を部分的に取り入れ、新たに書き加えた作品で、柄本が構成、演出、出演の全てを担当。1993年に初演し、これまで何度も再演を重ねてきた。 柄本は「演劇人として、また俳優として、何かやらなければと考えていたところ、浅草九劇から声をかけていただきました。よろしくお願いします」と意気込んでいる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 浅草九劇がオンライン型演劇場にリニューアル 第1弾は柄本明の一人芝居