「死にたくなくて逃げた」京都アニ事件の青葉容疑者 自身のやけど想定外か

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「死にたくなくて逃げた」京都アニ事件の青葉容疑者 自身のやけど想定外か
 36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの容疑で逮捕された青葉真司容疑者(42)が「死にたくなくて(現場から)逃げた」という趣旨の供述をしていることが29日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は、青葉容疑者が大きなやけどを負うことを想定しておらず、驚いて逃走したとみて調べている。 捜査関係者によると、事件当日、青葉容疑者はガソリン計40リットルを購入したが、実際に使われたのは4分の1程度だった。青葉容疑者がガソリンの揮発性や燃えやすさを正確に認識していなかったため、大火災につながったとみられる。 昨年11月に府警が実施した任意の事情聴取の際と同様に、逮捕後にも「多くの人がいる第1スタジオを狙った」と供述していることも判明。下見を繰り返し、刃物やガソリンを事前に用意した上で、最も被害が大きくなる施設を狙ったとみて、府警は計画性の裏付けを進める。 青葉容疑者は事件で全身の約9割にやけどを負い、一時は命も危ぶまれた。大阪府の病院で高度治療を受け、昨年11月に京都市内の病院に転院。リハビリに取り組んでいたが、約10カ月たった現在も自力で起き上がることができず、食事や排せつにも介助が必要という。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「死にたくなくて逃げた」京都アニ事件の青葉容疑者 自身のやけど想定外か