新型コロナウイルスへの対応を続ける医師や看護師に敬意や感謝の意を示すため、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機が29日、東京都心を飛行した。青空に白のスモークで直線が描かれ、多くの人たちが見入った。
医療従事者に敬意を示すため、東京都心上空を飛行する航空自衛隊のブルーインパルス=29日午後
医療従事者に敬意を示すため、東京都心上空を飛行する航空自衛隊のブルーインパルス=29日午後
空自入間基地(埼玉県狭山市)を離陸し、午後0時40分ごろから約20分間、コロナ感染者を受け入れている病院の上空などを通過しながら、都心部を8の字を描くように2周した。新宿区ではビルやマンションの屋上から機体に向けて住民が手を振る様子も見られた。
医療従事者に敬意を示すため、東京都庁上空を飛行する航空自衛隊のブルーインパルス=29日午後
ブルーインパルスの機体には青色があしらわれており、フライトは、青い光をともして医療従事者への感謝の思いを表す「ブルーライトアップ」の取り組みにちなんだ。
医療従事者に敬意を示すため、東京都江東区の江東病院上空を飛行する航空自衛隊のブルーインパルス=29日午後
空自によると、東京都心をブルーインパルスが飛ぶのは2014年5月31日の旧国立競技場のお別れイベント以来。