【ヒューマン】柏原芳恵、追い続ける夢「みんなの微笑みプレゼンターに」 6・1にデビュー40周年

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【ヒューマン】柏原芳恵、追い続ける夢「みんなの微笑みプレゼンターに」 6・1にデビュー40周年
川辺で自転車に乗ってポーズをキメる柏原。電話取材の終わりに、「こういう時期なので体を大切にしてくださいね」と記者を気遣う優しい人柄も変わらぬ魅力だ【拡大】

 1980年代を代表する伝説的アイドルだった歌手、柏原芳恵がデビュー40周年記念日の6月1日に新シングル「KU・ZU~ワタシの彼~/A・RU・KU~愛してる人にちゃんと愛を伝えてますか~」を発売する。14歳でデビューして以降、歌手業を中心に女優や芸術家と無尽蔵のエネルギーで疾走しているが、抜群の歌唱力と愛くるしい容姿は健在。ひたむきな姿勢で進化し続ける彼女の魅力に迫った。(ペン・納村 悦子) 年を重ねるごとに歌声は艶(つや)やかさが増したが、真摯(しんし)に向き合う姿勢やピュアな魅力は変わらない。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京都内の所属事務所で電話取材に応じた柏原は「40年!? と不思議な感覚ですが、休むことなく歌い続けられていることに感謝の気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。 約12年ぶりのシングル「KU・ZU~ワタシの彼~/A・RU・KU~愛してる人にちゃんと愛を伝えてますか~」は、両A面の2曲入りで自ら作詞。「KU・ZU」は駄目な恋人に尽くしてしまう女心をしっとりと歌い、「A・RU・KU」はさまざまな困難に立ち向かう人々へ勇気を届けるために書き下ろした。 楽曲は「愛してる人にちゃんと愛を伝えてますか」と「限りある命」をテーマに制作。「『A・RU・KU』は、愛を伝えていますかというフレーズが浮かんできて、短い命なんだから一緒に歩いていこうねという思いを込めました。『KU・ZU』は、以前出会ったかわいくて仕事もできる女性が『私の彼はクズなんです』と言った姿が印象的で、素敵な人を大切にしようよという思いをつづりました」と愛情たっぷりに語った。 普段から出会った人や景色、その時々の感情をメモ帳に書き留めてきたが、作詞家としての思いは、2006年の「MaMa」で開眼。「お母さんに対する何もできない自分の気持ちを書いたのですが、お母さんを大切にしますというリアルな手紙を頂き、イベントで楽曲を聴いた方が泣いてくださった。私は歌い人であり、伝え人でありたいと改めて強く感じました」と振り返った。 幼い頃から歌が好きで、日本テレビ系「スター誕生!」に挑戦し、見事合格。14歳だった1980年にデビュー。81年の「ハロー・グッバイ」がヒットし、抜群な歌唱力と明るく健康的な容姿でトップアイドルに。以降は敷かれたレールの上を突っ走ってきた。 「目まぐるしくて覚えていないことがいっぱいあるんですが、出会った方々が本当にエキスパートの方たちばかりだった。すごくラッキーでした」としみじみ。「大変だったことは気付かなかった。いま考えてみてもファンの方の顔やコールを思い出します」と前向きな性格も大きく作用したようだ。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【ヒューマン】柏原芳恵、追い続ける夢「みんなの微笑みプレゼンターに」 6・1にデビュー40周年