辛坊治郎氏、ＶＳ西村大臣の勝者は吉村知事

　ニュースキャスターの辛坊治郎氏（６４）が３０日、読売テレビのトークバラエティー番組「特盛！よしもと　今田・八光のおしゃべりジャングル」（土曜前１１・５５）に出演し、大阪府の吉村洋文知事（４４）と新型コロナウイルス対策を担当する西村康稔経済再生担当大臣（５７）のツイッターバトルの裏側を深読み解説した。　お笑いタレント、ほんこん（５６）に西村大臣の資質を問われ、「どうもしゃべりが…。書いてあるものを読んでる感じがすごいする。あれ、損やね。もしかすると大臣と言いながら、ホントは判断する権限を与えられてないのかなという気はします」とバッサリの辛坊氏。　吉村知事が休業要請解除の基準について「国が示さなかった」と発言したことに不快感を表した西村大臣との“抗争”についても、「役人が『法律としては知事が（休業要請解除を）決められることになってますけど、出すときは政府に相談してくださいね』って文書を出した」と、その発端を解説。　「ところが、西村大臣が『そんなもん、知事が勝手に決めたらええやんか』ってツイートで言っちゃったから、本当は国の許可を得なきゃいけないやつが、“大臣が言うたから、やらせてもらうで”と。最後は知事が謝った形になってますけど、あのおかげで知事が国に先行して好きにいろんなとこの自主解除をできるようになった。だから、『ごめんなさいね』っていうた瞬間“勝った”ってなったと思う」と、吉村知事に軍配を上げた。