希望の花火で闇を照らす コロナ収束願い打ち上げ

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希望の花火で闇を照らす コロナ収束願い打ち上げ
隅田川のスカイツリー周辺で上がった花火=東京都(撮影・宮崎瑞穂)【拡大】

 新型コロナウイルス感染症の収束を願い、1日午後8時、札幌市や横浜市など各地で花火が一斉に打ち上げられた。花火業者の有志が企画し、感染防止のため、打ち上げ会場に人が集まらないよう、事前に場所を公表せずに実施した。 日本煙火協会(東京)青年部に属する業者の有志が「悪疫退散」を祈願し、見る人に笑顔になってもらいたいと「チアアップ!花火プロジェクト」を企画した。集客はせず、打ち上げは5分間以内などのルールを設け、全国に参加を募った。宮城県岩沼市、愛知県豊橋市、大阪市、福岡市などでも大輪が夜空を彩った。 当初は日時も伏せていたが、突然の花火の音に不安を感じる人が出る恐れがあり、公開した。 有志の一人で響屋大曲煙火(秋田県大仙市)の斎藤健太郎社長(40)は「大変な状況で落ち込んでいても、上を向いて明るい気持ちになってほしかった」と語った。 感染拡大の影響で、東京の「隅田川花火大会」など各地で花火大会の中止決定が相次いでいる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 希望の花火で闇を照らす コロナ収束願い打ち上げ