3カ月ぶり高座の笑福亭鶴光「いい景色」寄席再開に観客も喜び

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3カ月ぶり高座の笑福亭鶴光「いい景色」寄席再開に観客も喜び
入場制限された客席を前に落語を披露する笑福亭鶴光=浅草演芸ホール(撮影・土谷創造)【拡大】

 落語家の笑福亭鶴光(72)、柳亭小痴楽(31)らが1日、東京・浅草演芸ホールで開幕した「6月上席」(10日まで)の昼席に出演した。 東京都の休業要請ステップ2への移行を受け、新型コロナウイルスの影響で寄席公演を中止していた新宿末広亭と浅草演芸ホールが、この日から再開。出演者は楽屋口で検温し、観客は前後左右を空けて着席するなどの対応がとられた。 高座後の取材で鶴光は「3カ月ぶりですごく緊張したけど、いい景色でした。芸人をやっていてよかった。お客さんから力、気をもらった」と感謝。力のこもった拍手や「待ってました!!」の声援を受けた小痴楽も「人前で落語ができて、うれしい。大声を出して笑ってくれて少数精鋭のお客さんで非常に気持ちよかったです」と3月20日以来となる寄席の雰囲気をかみしめた。 ナマの落語を楽しんだ都内在住の会社員、相澤秀二さん(61)は、「2カ月ぶりにやっと寄席が開いて少し(気持ちが)解放されました」と喜んでいた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 3カ月ぶり高座の笑福亭鶴光「いい景色」寄席再開に観客も喜び