元AKB渡辺麻友が電撃引退 「健康上の理由」、昨年の朝ドラ出演後は休業続く

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元AKB渡辺麻友が電撃引退 「健康上の理由」、昨年の朝ドラ出演後は休業続く
選抜総選挙で1位になり、歓喜した渡辺。「AKB48を守ります」と宣言した=2014年撮影【拡大】

 元AKB48の女優、渡辺麻友(26)が5月31日付で所属事務所を退所し、芸能界を引退したことが1日、分かった。同事務所が公式サイトで発表し、健康上の理由などと説明。昨年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演後は活動休止状態で、ファンから心配の声があがっていた。渡辺はこの日、ツイッターを元日以来更新。引退を自ら報告し「応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!」と感謝した。 AKB48で一時代を築いた正統派アイドルが、電撃引退した。 所属事務所がこの日、発表。本人から「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」と申し入れがあった。「数年にわたり体調が優れず、これまで協議を重ねて」きたというが、体調を最優先し、本人の意思を尊重したと説明した。 複数の関係者によると、2017年12月にAKBを卒業する時期から心身ともに疲れが見られたという。真面目な性格で、AKB時代から音楽番組やドラマ収録ではリハーサルやセリフ覚えを徹底的に行っていた。どんな仕事にも一生懸命取り組むストイックなタイプだが、自分に厳しいがゆえに自己評価は低く、周囲からの期待の大きさとかみ合わない部分もあったようだ。引退後の予定は決まっておらず、当面は体調を第一に休養するとみられる。 渡辺は06年、12歳でAKBに加入。「まゆゆ」の愛称で親しまれ、早期から選抜メンバーに。選抜総選挙では14年に1位に輝き、参加した9大会でトップ5入りを維持。清楚で整った顔立ち、キュートな歌声で人気を集め、AKBグループを盛り立てた。 17年に卒業後は女優に転身し、多彩な役に挑戦。NHK「なつぞら」では女優、広瀬すず(21)扮するヒロインを支える同僚のアニメーター役を好演したが、同10月に放送されたTBS系音楽特番「UTAGE!」に出演後は仕事をほぼしておらず、休業状態。同9月で個人のファンクラブも休止し、心配の声があがっていた。 渡辺はこの日、元日以来5カ月ぶりにツイッターを更新し「芸能のお仕事を離れる運びと致しました」と自ら引退を報告。新型コロナウイルスによる影響を気遣い「世間ではまだ大変な状況が続きますが、皆様くれぐれもお身体にはお気をつけ下さい」とラストメッセージをつづった。最後まで“優等生”だった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 元AKB渡辺麻友が電撃引退 「健康上の理由」、昨年の朝ドラ出演後は休業続く