【記者の目】渡辺麻友、求められるものとのギャップ感じていたか

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【記者の目】渡辺麻友、求められるものとのギャップ感じていたか
第9回選抜総選挙に向けて語る渡辺麻友(右)と指原莉乃=2017年撮影【拡大】

 AKB48時代からノースキャンダルを貫き、正統派アイドルのイメージのまま電撃引退した渡辺麻友。絵に描いたように清楚で真面目だが、実はおふざけが大好きだ。 関係者は「カメラが回っていないと、周りがあきれるほどバカをやれる明るい子」と話す。総選挙でライバル関係とされた指原莉乃とは「くだらないことばかり話している」(本人)。記者が3年前に取材で移動車に同乗した際も、指原と一緒に甲高い声で突然、歌を歌って大笑いしていた。 一方で、自分のことを謙遜するタイプでもあった。元来は目立つことも苦手だったようだ。アイドルから女優に転向し、所属事務所の先輩を引き合いに“第二の仲間由紀恵”として期待をかけられていたが、本人は求められるものとのギャップを感じる部分も多かっただろう。引退は、芯の強い彼女らしい選択なのかもしれない。 12歳から“みんなのまゆゆ”を貫いてきた。第二の人生は、自分のために過ごしてほしい。ソロCDデビューの日は雪、総選挙1位の日は雨。雨女で知られるまゆゆが、関東の梅雨入り目前、雨の日に引退を発表したのも不思議な巡り合わせだ。(文化報道部・小山理絵)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【記者の目】渡辺麻友、求められるものとのギャップ感じていたか