小倉智昭、とくダネ！でＰＣＲ検査しない西武に「異議あり」

　フリーアナウンサー、小倉智昭（７３）が４日、フジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜前８・０）に出演。新型コロナウイルスの陽性反応が出た巨人２選手と２日に練習試合を行った西武が濃厚接触者はないとし、ＰＣＲ検査を選手に実施する予定はないと発表したことについて「異議あり」と唱えた。　番組の中で、新型コロナウイルス陽性反応が出た巨人の坂本勇人内野手と大城卓三捕手について特集。「ＶＴＲを見ると坂本とセカンドランナーの森が会話を交わしてたり、大城と山川が会話を交わしてたりするわけですよ。でも、濃厚接触って、近いところで１５分ぐらいしゃべってないと濃厚接触者っていうふうにいわないわけで、瞬間的なそういう会話は濃厚接触者じゃないって見られる」とコメント。　さらに「西武側がＰＣＲ検査とか抗体検査なんなのかわかりませんが、濃厚接触がいない、やらないと言っているところに、僕はちょっと異議ありなんですけどね」と疑問を呈した。　また、「やった方がいいと思いますよ、だって、プロ野球選手会が選手みんなの検査をしてくれっていう申し入れをしている中で、実際、対戦したことは事実なんですから。やらないで得なこってないんだと思うんだよね。擬陽性って言うのもおかしいよね」と西武球団の対応に納得がいないない様子だった。　当初、３月２０日の開幕を予定していたプロ野球だが、新型コロナウイルスの影響で今月１９日に変更。開幕に向け、無観客の練習試合を２日に始めたばかりだった。